RIZIN大好きブログ

総合格闘技団体「RIZIN」の事を中心とした記事を書きます

RIZIN.30の感想

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2021年9月9月19日 さいたまスーパーアリーナで行われたRIZIN.30。

端的に言って神興行でしたね。

 

朝倉未来や堀口恭二、那須川天心などスーパースターの出ない大会ではありましたが、

その内容は全ての試合が濃いものでした。

 

以下、試合概要を簡単に説明していきます。

 

 

 

○第一試合 (WIN)ぱんちゃん璃奈 vs. 百花(LOSE)3R 判定 (3-0)

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RIZIN初となる女子キックの試合でした。

キックボクシング無敗のぱんちゃん選手がRIZINの舞台でも勝利を重ねました。

両選手の女子キックを広めたいという気持ちがとても前面に出ており見ていて気持ちのいい試合でした。

 

 

 

○第二試合 (WIN)昇侍 vs. 鈴木千裕(LOSE)

1R 0分20秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

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「秒殺侍」という異名を持つ昇侍選手がその名の通り1R20秒でのTKO勝利を飾った試合でした。

現在38歳の昇侍選手と、キックボクシングで10勝1敗で総合格闘技の経験もあり、勢いのある22歳の若き侍である鈴木選手。

試合に勝利した昇侍選手の試合後マイクに感動したおじさん達は多かったのではないでしょうか。(筆者も感動して泣きました)

 

 

 

○第三試合(WIN)太田忍 vs. 久保優太(LOSE)3R 判定 (3-0)

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今回かなり注目されていた試合でした。

レスリング世界選手権優勝の太田選手と、元K-1王者の久保優太選手。

「投げ」の太田選手と「打撃」の久保選手、

どちらもそれぞれの世界でトップを取ったもの同士の試合であり、

久保選手の総合格闘技デビュー戦でもありました。

両選手ともとんでもないポテンシャルを見せつけてくれた試合でした。

 

 

 

○第四試合(LOSE)佐々木憂流迦 vs. 堀江圭功(WIN)3R 判定 (0-3)

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元々RIZINではバンタム級(61.2kg以下)で戦っていた佐々木選手がフェザー級(65.8kg以下)に階級を上げてからの初めての試合でした。

対する堀江選手は、世界最高峰の総合格闘技団体UFCで試合経験のある選手。

階級変更後初の試合が、実績のある堀江選手との試合という事で注目された試合でした。

 

 

 

○第五試合(LOSE)武田光司 vs. 矢地祐介(WIN)3R 判定 (0-3)

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武田選手は現DEEPライト級チャンピオンであり、現修斗チャンピオンの川名選手、現パンクラスチャンピオンの久米選手に勝利し、国内ライト級最強と言われています。

対する矢地選手はブランクに陥った後、練習環境を大きく変え臨んだRIZIN.29にて、現修斗チャンピオンの川名選手に完封勝利し、「ブランニューやっちくん」として挑みました。

両選手の師匠である、山本KID徳郁選手と宮田和幸選手は2006年に試合をしており、

KID選手が「伝説の4秒KO」で宮田選手に勝った試合が有名です。

そんなKID選手を師匠に持つ矢地選手が開幕に魅せてくれました。

 

 

 

○第六試合(WIN)浜崎朱加 vs. 藤野恵実(LOSE)3R 判定 (3-0)

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女子チャンピオン同士の戦い。

両選手はプライベートでも仲が良く、練習も一緒にするほどの関係性。

そんな二人が壮絶な殴り合いをしてくれました。

浜崎選手39歳、藤野選手40歳とはとても思えないバッチバチの試合でした。

女子の試合は〜とか、年齢が〜なんて事を言わせないような熱い熱い試合でした。

 

 

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ここからはバンタム級トーナメント2回戦

 

○第七試合(LOSE)元谷友貴 vs. 瀧澤謙太(WIN)

1R 2分27秒 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ)

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下馬評では元谷選手圧倒的有利な試合。瀧澤選手が大番狂わせを起こしました。

個人的には元谷選手を応援していた(PPVの応援コードも元谷選手で購入しました)

ので、元谷選手の敗戦は精神的にかなりキマシタ・・・。

 

 

 

○第八試合(WIN)扇久保博正 vs. 大塚隆史(LOSE)3R 判定 (3-0)

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34歳ベテラン同士の戦い。

お互いレスリングを得意とする選手で、打撃戦のような派手な試合ではなく、

塩試合(派手な攻防がない試合)と言われていた試合でしたが、「塩対塩は案外、糖」というベテランらしい試合の中にも熱い攻防のある試合でした。

 

 

 

○第九試合(WIN)井上直樹 vs. 金太郎(LOSE)3R 判定 (3-0)

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今トーナメント優勝候補の一人である井上選手と、地下格闘技から這い上がってきた金太郎選手との試合。

UFCに日本人最年少で出場した井上選手とパンクラス3位の金太郎選手とでは、実績に余りにも差がありましたが、金太郎選手の気合がその差を埋めたような試合でした。

今大会一番の盛り上がりを見せた試合でした。

 

 

 

○第十試合(WIN)朝倉海 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ(LOSE)3R 判定 (3-0)

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もう一人の優勝候補である前バンタム級チャンピオンの朝倉海選手と、パンクラス1位の現在波に乗っているボンサイ柔術のヤマニハ選手との試合。

お互い打撃が得意な選手ではあるが、スピードで大きく上回っていて打撃力も強い海選手が圧倒すると予想していた試合でした。

 

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以上、各試合の概要でした。

 

次の記事からは各試合の見所や感想などを書いていきます。

 

 

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